昔ですが、正看護師1年目からオペ室を希望して就職しました。
そうですねー。そんな最初から臨機応変に動けるかと言えば、動ける人いないかと。
もうね。器械出しとか覚える事、沢山ありますから。外科の先生だけでも、メインの先生のそれぞれで器械出しの仕方が違うんですよ。また、それぞれの科のオペがあるし、術式で覚えないといけません。外回りってよく言ってたけど、周りで麻酔科の介助や記録、出血量、ガーゼの確認とかするんですけど、麻酔によっても違うので、コミュニケーションは必要ですよね。局所麻酔、伝達麻酔、腰椎麻酔は覚醒しているので、不安にならないように声かけが必要になります。全身麻酔するまでも、覚醒してますからね。コミュニケーションは必要ですよ。
また、夜間や土日は当番制でしたけど、まぁ。呼ばれてたなぁ。心臓外科や脳外科の時は3人目でフォローに入るので、当番は2人だったけど、何かあったら呼んでいいですかぁと、先輩捕まえてました。夜間、外科が終わったぁと器械やオペ室を片付けて家に帰って、駐車場に入れたと思ったら、オンコール。今度は整形外科と、家にも入らずにまた、出動という事もあり、家はほぼ寝るだけとかいう事もありました。
まぁ。最初から出来る訳でもなくて、よく先生には怒られてましたよ。でも、それも今はいい思い出ですよ。今でもその時、一緒に働いた先生方には可愛がって貰ってますよ。時々、昔話で花が咲きますよね。
で、解剖がわかるし、沢山の先生に教えていただいた事は今でもすごーく役に立っていますし、今、臨機応変に出来るのはオペ室で働いたからと思って、私はオペ室で働いて良かったと思います。また、あの時の勉強の仕方は今でも身についていて、今でも勉強と思います。わからない事があるとわかるまで、ネットや本で調べますよね。