毎日お疲れ様です❀
心筋梗塞を起こした場合、バルーン拡張術、ステント留置術等を行ったとしてもそれで完治したわけではありません。
急性冠閉塞(せっかく広げた血管がすぐに(大抵は数時間以内)閉塞してしまう現象)はステントの普及によってかなりの程度克服されたと言われますし、
ステント特有の合併症としてあげられる亜急性血栓性閉塞(術後2週間くらいの間にステントをいれた場所に血栓が付着して血管が閉塞してしまう現象も薬の工夫によって滅多に起こらなくなりました。
しかしそれでも、カテーテルによる治療は、血管の内側に少なからず小さな傷を加えることになります。
なので、体内はその傷を修復しようとする機転が働きます。その結果術後数ヶ月以内に、せっかく広がった冠動脈が術前と同じ、ときによっては術前よりひどい狭窄を起こすことがあります。
そして有酸素運動の心臓リハが大事にはなってくるのですが、時として心臓に負担をかけた際、この急性期または亜急性冠閉塞を起こすケースもあるので、しっかり心電図や症状の有無を把握していく必要がありますよ❁︎
回答ありがとうございます。
とても丁寧にわかりやすく、理解することができました。心電図、症状についても詳しく調べてみます。