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病棟, 一般病院
職場タイプ
神経内科
心電図について質問です。入院時の十二誘導心電図で前壁梗塞、と解析された患者さんがいますが、とくに治療はありませんでした。しかし、入院後心電図で入院時には見られなかったII誘導で陰性T波が見られました。波形が違うだけで、胸部症状はありません。そこで質問は以下になります。 1,解析結果で前壁梗塞と解析されていても血圧や胸部痛などの症状がなければ様子見てもいいのでしょうか 。十二誘導心電図の解析結果はどれくらい参考にするべきですか? 2,ベットサイドモニターや十二誘導心電図でいままでなかった部位に陰性T波が見られるのは、モニターを張り替える位置などでしょっちゅう変わるものですか?? 他にも日頃モニターをつけている患者さんで、急にT派が、いつもより異様に高く見える患者さんなど、ちょっとした疑問が湧くことが常にありますが、先生が常に病棟にいるわけではないのでわざわざ報告することでもないか、と躊躇してしまい、聞いたとしても『そんなことでいちいち報告するな』と怒られることが多いため、ちょっとした疑問を聞きやすい環境になく、この現象についてどう考えれば良いかわからないまま仕事をしています。患者さんに明らかに胸部痛や呼吸困難、採血データの異常などが起こっていればすぐに報告できるのですが…心電図に変化があってもバイタルや症状がなければ様子観察するしかないのでしょうか?? 参考書にはこのような日々のちょっとした現象の根拠などが書かれていないので、いつももやもやしています。 質問文が長くなりましたがよろしくお願いしますm(_ _)m
急性期病院
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こんにちわ。 1) 最近の12ch機器の解析は精密ですが、その解析結果だけで確定診断はできません。前壁梗塞と解析されていても、それが急性期のAMIなのかどうかは医師が診断します。AMI亜急性期では解析によっては急性前壁梗塞や下壁梗塞と結果が出ることもありますし、房室回帰性頻拍が頻脈すぎてWPW症候群と誤解析されることもあります。ノイズをAfと解析することも。あくまでも「そういう傾向にある波形が出ています」くらいのシグナルと思って頂けたらと思います。 2) モニター波形は貼る位置や患者さんの体位で変わります。T波だけでなくQRSが小さくなったりもします。 前壁梗塞と解析されたあとに陰性T波が見られるようになったとのことですが、心筋梗塞の経時的なST変化だと思います。 またT波が高くても採血データの電解質に問題がなければ様子観察のことが多いです。 報告しなければならない心電図変化がどのようなものなのかは勉強された方が今後のためになるかと思います。 その他些細な心電図変化は臨床ではよくあることで、その些細な変化の根拠はわからないこともしばしばあります。心電図は深く考えすぎると終わりがありません。 私もわからない波形変化はたくさんあります。
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