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消化器内科, 泌尿器科, その他の科
こんばんは。 泌尿器科で勤務しています。 経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)や腹腔鏡下前立腺全摘除術(RALP)では膀胱持続灌流はせず、ホルミウムレーザー前立腺核出術(HOLEP)では灌流して、手術を終えます。 膀胱内で凝血塊がカテーテルを閉塞させないために、血尿を薄める目的だということ以外に、他に理由はあるのでしょうか?違いがわかりません、、、どの術式でも膀胱留置カテーテルを挿入しているためどれも凝血塊は起こるものと考えますが、灌流液を使う使わないの違いがわかりません。 どなたかわかる方おられたらご助言お願いします!
一般病棟急性期
しんのすけ
消化器内科, 泌尿器科, その他の科, 病棟
Ameria.C
外科, 大学病院
膀胱留置カテーテルの影響で凝血塊ができるわけではありません。 TURBTは膀胱内を削るので間違いなく数日出血します。また前立腺は、血流に富んだ場所なので術操作が簡単な手術の割には出血量が多いのが特徴です。このため術後血尿となることがほとんどです。 術後に凝血塊でカテーテルがつまり、膀胱内に尿が溜まったままになると患部の安静が保たれなくなります。そのため泌尿器科の膀胱留置カテーテルにはただの尿の流出路という意味だけでなくドレナージの目的があるのです。 そして通常の膀胱留置カテーテル(成人だと14Fr程度)だと出血が多いとすぐに詰まります。そのため太いカテーテルを留置します。(大体の場合が18~20Fr)それでも穴が小さくて凝血塊で詰まる可能性があるのでかん流します。かん流することで持続的に膀胱内を洗浄し、血尿を停滞させにくくするため凝血塊ができにくくなります。
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